ファンセロ2をご覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか?
もうひとつのSG STORYです。
本日のエントリーは5月2日に長野オリンピックスタジアムで開催された、対新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(以下、アルビレックス)戦からいくつかの場面をどうぞ。
対戦両チームとも先発投手から点を奪うことができず結果だけ見れば、安打数はグランセローズの4、アルビレックスの5、奪三振数も
杉山投手の7、
寺田投手の6、四死球が
杉山投手の4、
寺田投手の3と8回終了までどちらに転んでもおかしくない試合展開。
まさに野球の怖さを改めて痛感した一試合で、9回表が終了し一人ベンチに戻る
杉山投手の後姿・・・声を掛けたいけれども誰も声が掛けられない・・・ベンチでタオルに顔をうずめたきり身動き一つしない姿。それしか印象に残らないような試合でした。
ボキャブラリーの乏しい私には「今度は意地でもねじ伏せて行こうよ・・・。」そんな安っぽい言葉しか思い浮かばないです。もっと勉強しときゃ良かったなぁ。
試合前のスピードガンコンテストでは、ビックゲストと紹介されて
島田ピッチングコーチと
保科選手が登場しました。事前調査によると「好きな選手」は「横浜の
島田直也だそうです」と司会の
飯島副社長からアナウンスされていました。
誰の足跡もないマウンドに一礼の先発
杉山投手。
始球式のボールを運ぶ・・・予定だったお馴染み「
わさび」。見守るスタッフの心配をよそに「私(ボク※)が運ぶの?」とプイッ。
普段はいろんな人の邪魔ばかりですが、そこは先輩
グラッツェ・・・この時ばかりは、いい仕事しました。
試合終了まで両者まったく譲らずに投げ合ったアルビレックス
寺田投手と
杉山投手。
杉山投手は上の画像の次の投球をアルビレックス
清野選手にレフトスタンドへ2ランで運ばれます。
レフトの
脇田選手。オリスタの外野壁を蹴り上げ(「J」の付近に凹みがあります。)金網が変形するほど掴んでよじ登りますが・・・届かず。
降りてきた
脇田選手はしゃがみ込んでしばし動けず、
杉山投手は生気が無くなってしまった様・・・。
二枚目の画像の様にマウンドに上がるときには礼を欠かさない礼儀正しい
杉山投手の気持が伝わります・・・「この次行こうよ!」なんて言う生易しいものじゃない事は百も承知ですが・・・やはり言わずにいられない「この次この倍にしてねじ伏せようよ!」
水分を補給した後はこの姿のまま・・・
9回裏、反撃もできず試合終了となりました。試合終了後いつものミーティングの後すぐさま
島田ピッチングコーチに呼ばれた
杉山投手と
山崎捕手。
今日5月3日は対群馬ダイヤモンドペガサス戦・・・気持ち
切り替え!切り替え!!
またのエントリー、お楽しみに。
by
もうひとつのSG STORY
初代ファンセロ・モバセロ同様、各エントリーは皆さまのフリートークにどうぞ。
※ベースボール犬「わさび」がメスとの情報があり「ボク」から「私」へ訂正。2010年5月10日14:30。